光センサー内部障害判定機

光センサー測定結果報告(2022年)

より解りやすく、ブログの様に報告させていただきます。

2022年12月24日

全736本中9本が障害判定で、その全てに実障害あり。 今までで1番障害の無いわさびでした。(1.2%)分根苗ではなくメリクロン苗だったのが良かった要因の様です。


2022年12月17日

全955本中76本が障害判定で、内72本に実障害あり。前回の続きの場所で障害が少なかった。髄部分が紫色になっているのが多く見られた。


2022年12月10日

全678本中32本が障害判定で、内31本に実障害あり。前回とは違い外観からも綺麗なわさびで、内部障害も少なかった。苗と沢の場所による生育差の大きさを感じた。障害では師管の黒墨が多かった。


2022年11月26日

全440本中111本が障害判定で、内108本に実障害がありました。前回同様、外観判定で障害品としたの含めると約5割に障害がありました。


2022年11月12日

全526本中166本が障害判定で、内159本に実障害があり、切断した障害部分が3.1Kgもありました。今回は採る時期が遅く、苗も悪かったのか、外観判定で良品とした中から3割も内部障害品がありました。外観判定で障害品としたの含めると約5割になり、仕事量に対する出荷量が少なく残念な日でした。
しかし、光センサーで検査して良かった〜危ない危ない!と痛感した日でした。


2022年10月29日

全418本中35本が障害判定で、内33本に実障害がありました。写真の様な障害でした。


2022年10月22日

全932本中67本が障害判定で、内62本が実障害ありでした。維管束が墨や茶褐色の変色が多く、広範囲の砂状墨も多かった! 尻部の表面の茶色が濃くて、センター評価が難しかった。


2022年10月9日

全578本中77本が障害判定で、内70本に実障害がありました。今回は芯が薄茶色、スポンジ状の物や腐りが断面上50%以上の物が多くありました。


2022年9月24日

販売する全サイズを検査。628本中97本が障害判定で、内91本が実障害ありでした。維管束の道管から広がる茶色の変色が多いわさびでした。葉や茎由来の障害か?根由来の障害か?遺伝か?表面付着か?色々あって大変です。


2022年9月18日

販売する全サイズを検査。577本中14本が障害判定で、その全てに実障害がありました。今回は栽培期間がやや短い場所を収穫したのと、苗と環境が合い、外観から判断できる障害も少ないわさびでした。


2022年9月13日

9/10の結果。販売する全サイズを検査。781本中63本が障害判定で、内60本が実障害ありでした。全体的に尻側の維管束と表面の茶色が濃い山葵だったので、尻側の障害基準値を上げて行いました。障害判定箇所よりも頚側に実障害がある事が多い傾向。光拡散は太い方に進みやすいのかなぁ?


2022年8月31日

8/27の結果。販売する全サイズを検査。817本中72本が障害判定で、内65本が実障害ありでした。実障害の中には、辺縁が黒い芯の空洞が8本、芯が茶褐色変色が12本ありました。障害の種類別の統計を苗選定や栽培場所・時期に役立てられる様にしようと考えています。


2022年8月11日

8/11の結果。販売する全サイズを検査。646本中111本が障害判定で、内103本が実障害ありでした。今回も実障害が高確率でした。廃棄する切断した障害部分を量ったところ、2kgもあり、ちょうど出荷箱1箱分の障害があったと言う事になった。


2022年8月6日

8/6の結果。販売する全サイズを検査。657本中68本が障害判定で、内62本が実障害ありでした。今回も実障害の確率が高かった。前回とわさび沢の場所も苗も違うのに障害が高確率なのは、時期が影響?毎年の事なのかなぁ?これから解っていくと思います。


2022年7月23日

7/23の結果。販売する全サイズを検査。405本中77本が障害判定で、内74本が実障害ありでした。過去最多18%(平均5%)の実障害で、残念な気持ちと、以前は解らずにそのまま出荷していたかもしれない罪悪感を感じました。生育する環境と苗と採る時期が合わないと、障害が増え、出荷量が減ると再確認できました。
今回の障害は茶褐色の腐りが長く広がっている物が多かった。ハズレは極小と茎が落ちた痕の大きな突起で受光部が隠されてしまうと高値になると解明しました。


2022年7月9日

7/9の結果。販売する全サイズを検査しました。親指小サイズ14g〜24gの339本中12本が障害判定で内11本が実障害あり。中サイズ25g〜50gの231本中10本が障害判定で内8本が実障害あり。大サイズ50g〜140gの350本中29本が障害判定で内27本が実障害あり。ハズレは全て極小障害。
小サイズは子供わさびで若いので障害は外観判定のみで可能と思っていたが、親から遺伝した維管束の墨障害があり、多くて驚いた。大サイズは芯空洞腐りが多かった。


2022年6月25日

6/25の結果。出荷する全てのサイズを検査しました。545本検査し、27本が障害ありと判定され、それを切断すると全てに障害がありました。形成層のみに墨が入っている障害と、芯部が薄い褐色のスポンジ様で正常部との境目が薄茶褐色になる障害が多かった。色が薄かったが判定できた。


2022年6月11日

6/11の結果。出荷する全てのサイズ(約30g/本以上)を検査しました。487本検査し、41本が障害ありと判定され、それを切断すると実際に38本障害があり、墨が極小すぎたのが3本でした。
内部が薄茶褐色になる障害が多かった。薄い墨が浸潤している様な物があった。また、光センサーでは障害無しだが、箱詰め直前、父の外観評価で再度怪しく感じる物が数本あり、切って確認すると障害無しだった。


2022年6月4日

6/4の結果。出荷する全てのサイズ(約30g/本以上)を検査しました。428本検査し、35本が障害ありと判定され、それを切断すると実際に31本障害があり、墨が極小すぎたのが2本、表面の墨に反応したのが1本、濃い紫色の維管束に反応したのが1本でした。子わさびの小さなサイズを検査しましたが、障害がほぼ無く、外観だけの障害判定で十分なのではないか?と感じました。


2022年5月28日

5/21の結果は中型サイズ以上の367本中13本が光センサーにより障害ありと判定され、その全てが実際に障害がありました。まだ見逃しはあると思いますが、過大評価の確率は低いと思います。親わさびの尻先は墨入りが多く、維管束と肌も茶色になる。尻先の閾値設定が難しい。


2022年5月11日

4回目、前回同様1本40g以上のわさび328本を検査しました。結果は障害ありと機械が判断したのが10本。その全てに障害がありました。 その内7本が維管束の道管のみに墨が入り拡がっていくパターンでした。 尻側になるにつれて維管束が薄茶色になるので、数値は上がる傾向、首付近は、茎による乱反射で数値が下がる傾向でした。


2022年4月23日

4/23に3回目の実働。前回同様で378本を光センサーで検査しました。結果は障害ありと機械が判断したのが17本。その全てに障害がありました。父が「え?また?この形状や色のはやっぱりダメかあー」と言うやり取りがありました。つまり、今まで知らなかった不良品の外観の傾向を知る事ができました。


2022年4月22日

3/12に実働開始しました。父と私で外観と経験値から良品と判断した大きなわさび177本を光センサーで検査しました。 結果は、障害ありと機械が判定したのが8本。その全てを切って確認したところ、6本は内部障害があり、2本が内部障害無しでした。測定方法の確立と部位による閾値変更の必要性がある事が判明。

4/9に2回目の実働。前回同様で337本を光センサーで検査しました。 結果は、障害ありと機械が判断したのが15本。その全てを切って確認したところ、その全てに障害がありました。まだ見逃しはあると思いますが、父が「見た目はきれいで良いわさびなんだけどなぁ〜」と言いながらわさびを切ってみると、「うわっ!ホントだ!」と。そして、私が「当たり!」と言うやり取りが続きました。


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