光センサー内部障害判定機
光センサー測定結果報告(2024年)
より解りやすく、ブログの様に報告させていただきます。
2024年8月25日
692本中168本がセンサー障害判定で、内156本に実障害があった。前回の続きの沢と下流の沢で分根苗だった。下流の沢は外観から解る腐り病変が多く、腐敗臭が凄いので、何かの菌が増殖したと考えられる。
内部は細かい砂状が髄内に広がっている病変がかなり多く驚いた。また、髄芯に大きな病変も多かった。廃棄は3.0キロだった。
2024年8月10日
802本中114本がセンサー障害判定で、内107本に実障害があった。M300メリクロン苗の2期目分根苗の沢でした。サイズは大きく良いのですが、収穫時に外観からわかる腐りが多かった。暑さが影響していると考える。茎も暑さで黒くなっていて、表面も黒くなっていた。内部は髄芯に大きな薄茶色の病変が多く、暑さに耐えきれず内部から腐ってきている様に感じた。廃棄は3.8Kgもあった。
2024年7月26日
714本中128本がセンサー障害判定で、内120本に実障害があった。前回の続きの分根苗の沢でした。前回より小さな苗を植えた所で、サイズは前回より小さくなりました。沢の下の方だったからなのか、外観から解る尻病変が多く、また内部障害は髄芯の大きな病変が多く、維管束付近にも多発していました。そのおかげで、お尻側を切り落としたキズわさびが多くなってしまいました。廃棄量も3.4Kgと多かった。
2024年7月13日
820本中123本がセンサー障害判定、内104本に実障害があった。分根苗の沢。沢の左右で成長差がかなりあり、水と日差しの影響と思われる。 全体的に大物で珍しく1本150gの物で1箱揃った。髄内に小さな黒色病変が多数あるのと、維管束付近に黒色と茶色病変があるのが多く、 病変サイズが大小どちらかにハッキリ別れていた。全体的には障害割合が少なかったが廃棄は2.8kgもあった。
2024年6月22日
714本中167本がセンサー障害判定で、内158本に実障害があった。前回の下の沢で分根苗だった。全体的にサイズが大きく、その割には外観からの腐りは少なかった。しかし、維管束の内側の師菅に墨病変散らばっている物が多かった。髄には大きな病変も多かった。
2024年6月15日
482本中151本がセンサー障害判定で、内140本に実障害があった。前回の続きの分根苗の沢でした。外観は良いが、維管束の墨病変、茶色病変がとても多く、また、前回同様の髄多数病変も多かった。墨の浸潤様病変が皮層、維管束に縦に長く拡がっている物があった。
廃棄は2.7Kgもあった。
2024年6月8日
797本中196本がセンサー障害判定で、内185本に実障害があった。分根苗の沢で、通常よりも栽培期間を短く、早く収穫しました。外観から解る障害は少なかったが、髄に多発する墨病変と、花茎が出た跡の付近に茶色の腐り病変が多かった。廃棄量も4.2Kgと多かった。
2024年5月25日
685本中146本がセンサー障害判定、内136本に実障害があった。分根苗の沢。全体的に大物で外観から解る腐りは少なかったが、内部は花茎が落ちた痕跡の尻側に茶色病変が多くあった。苗のサイズが大きかったせいか、尻先部の腐りや墨病変も多く、尻先を切断したわさびが多くなってしまった。廃棄は3kgもあった。
2024年5月11日
822本中128本がセンサー障害判定で、内122本に実障害があった。前回の続きの沢とメリクロン2期目の沢でした。メリクロン2期目の方はさらにサイズが大きく、腐りも少なかった。尻先側の表面の黒色が皮層深く入っている物があり、尻を切ってしまう物が多かった。
内部障害では髄内に小さな点が多数散らばっている物が多かった。
やはり、メリクロン2期目の物は大きく育ち、内部障害も少なかった。
2024年4月28日
792本中154本がセンサー障害判定で、内150本に実障害があった。前回の続きの分根苗の沢で、途中から大きな苗でサイズも大きくなった。
前回よりも髄芯の薄茶色の大きな障害と維管束周辺の薄茶色障害が少なかった。
小さな黒色が髄内を散らばっているのが多かった。
2024年4月12日
871本中205本がセンサー障害判定で、内195本に実障害があった。廃棄も4.6kgもあった。分根苗の沢。髄芯に大きな障害が多く、黒色と薄茶色の混在が多かった。
どちらが先に発生したのだろう?維管束周辺にも多く、収穫時期が遅かったのが一つの原因ではあると思う。
2024年4月3日
599本中138本がセンサー障害判定で、内128本に実障害があった。前々回の続きの分根苗の沢でした。土壌にヌクが多く堆積してしまっていたせいか、わさびの下半分の表面が茶色で、さらに維管束周辺が紫色の物も多かったので、光センサー判定が難しかった。維管束が絡んだの黒色の内部障害がとても多かった。
2024年3月29日
144本中40本がセンサー障害判定で、内38本に実障害があった。我が家では苗場と言う、小さな分根苗を育苗する沢でそのまま放置して大きくなったわさびを収穫しました。パイプを使っていないので太く、緑色が濃いわさびが多かった。1番大きいのが160gだった。しかし、栽培期間が長かったせいか、髄芯に大きな薄茶色のスポンジ状障害が多かった。
2024年3月22日
1151本中366本がセンサー障害判定で、内350本に実障害があった。前回と同じ分根苗の小さい苗を植えた沢でした。内部障害がとても多く、光センサーによって切断廃棄したのが7.6Kgでした。前回と比較すると外観で解る障害が減った分、内部障害が増えた感じでした。
髄芯の大きな障害と維管束周りの黒色、茶色障害がとても多かった。羊羹の様な、わかめの様な障害があった。
2024年3月9日
1071本中147本がセンサー障害判定で、内143本に実障害があった。分根苗で大きい苗を植えた沢でした。収穫した4割は外観から解る尻部の腐りや尻穴の障害で、切り落としたキズ品が5箱分にもなり、とても多かった。そのキズ品も光センサー検査をしているので、内部障害本数が減少した。内部障害は維管束の黒色と茶色の広がりが多かった。嬉しくないけど❤️ハートと▲トライアングル発見。
2024年2月24日
877本中253本がセンサー障害判定で、内243本に実障害があった。分根苗の沢で、水の回りが良くない沢でした。外観から解る尻先の腐りが多く、夏時期に成長したところの表面に黒炭が付いて、そこから維管束に侵入している様な物が多かった。
維管束の周りの障害がとても多く、色々なパターンがあった。髄芯の空洞内が乾燥していて、カビが生えている様な物もあった。結局、光センサーにより発見し切断廃棄になったのが9㎏もあり、実障害率は27.7%と高かった。残念。
2024年2月11日
837本中75本がセンサー障害判定で、内67本に実障害があった。小さな分根苗とメリクロン苗の沢でした。
篩管から内側に茶色や黒色の障害が全周的に広がるものが多かった。分根苗のわりには内部障害が少なかった。
やはり小さな苗を植えた方が良いのかもしれない。
2024年1月26日
958本中48本がセンサー障害判定で、内45本に実障害があった。メリクロン苗の1期目8割、分根苗2割の収穫でした。内部障害があったのはほとんど分根苗で、メリクロンは維管束の小さな墨くらいでとても少なかった。
尻側の維管束が紫色になっているのが17本もあり高確率だった。
2024年1月13日
795本中64本がセンサー障害判定で、内60本に実障害があった。メリクロン苗の1期目の苗でした。サイズは小さく、外観からは尻先の腐りが多く、表面は綺麗なわさびがほとんどでした。
内部障害は少なかったが、その中ではメリクロンでよくある維管束付近の茶色障害が多く、また、皮層から髄内に浸潤する黒色障害も珍しく多かった。
外観が綺麗だが、光センサーで悪く判定されたので、髄芯に大きな黒色障害があると思い、縦に切ってみたところ、髄芯は綺麗。光センサーの信頼度が〜〜と焦ったが、輪切りで確認したら、皮層、維管束付近に黒色障害が広く点在していた。
わさびエイリアン👽発見!