光センサー内部障害判定機

光センサー測定結果報告(2024年)

より解りやすく、ブログの様に報告させていただきます。

2024年4月3日

599本中138本がセンサー障害判定で、内128本に実障害があった。前々回の続きの分根苗の沢でした。土壌にヌクが多く堆積してしまっていたせいか、わさびの下半分の表面が茶色で、さらに維管束周辺が紫色の物も多かったので、光センサー判定が難しかった。維管束が絡んだの黒色の内部障害がとても多かった。


2024年3月29日

144本中40本がセンサー障害判定で、内38本に実障害があった。我が家では苗場と言う、小さな分根苗を育苗する沢でそのまま放置して大きくなったわさびを収穫しました。パイプを使っていないので太く、緑色が濃いわさびが多かった。1番大きいのが160gだった。しかし、栽培期間が長かったせいか、髄芯に大きな薄茶色のスポンジ状障害が多かった。


2024年3月22日

1151本中366本がセンサー障害判定で、内350本に実障害があった。前回と同じ分根苗の小さい苗を植えた沢でした。内部障害がとても多く、光センサーによって切断廃棄したのが7.6Kgでした。前回と比較すると外観で解る障害が減った分、内部障害が増えた感じでした。
髄芯の大きな障害と維管束周りの黒色、茶色障害がとても多かった。羊羹の様な、わかめの様な障害があった。


2024年3月9日

1071本中147本がセンサー障害判定で、内143本に実障害があった。分根苗で大きい苗を植えた沢でした。収穫した4割は外観から解る尻部の腐りや尻穴の障害で、切り落としたキズ品が5箱分にもなり、とても多かった。そのキズ品も光センサー検査をしているので、内部障害本数が減少した。内部障害は維管束の黒色と茶色の広がりが多かった。嬉しくないけど❤️ハートと▲トライアングル発見。


2024年2月24日

877本中253本がセンサー障害判定で、内243本に実障害があった。分根苗の沢で、水の回りが良くない沢でした。外観から解る尻先の腐りが多く、夏時期に成長したところの表面に黒炭が付いて、そこから維管束に侵入している様な物が多かった。
維管束の周りの障害がとても多く、色々なパターンがあった。髄芯の空洞内が乾燥していて、カビが生えている様な物もあった。結局、光センサーにより発見し切断廃棄になったのが9㎏もあり、実障害率は27.7%と高かった。残念。


2024年2月11日

837本中75本がセンサー障害判定で、内67本に実障害があった。小さな分根苗とメリクロン苗の沢でした。
篩管から内側に茶色や黒色の障害が全周的に広がるものが多かった。分根苗のわりには内部障害が少なかった。
やはり小さな苗を植えた方が良いのかもしれない。


2024年1月26日

958本中48本がセンサー障害判定で、内45本に実障害があった。メリクロン苗の1期目8割、分根苗2割の収穫でした。内部障害があったのはほとんど分根苗で、メリクロンは維管束の小さな墨くらいでとても少なかった。
尻側の維管束が紫色になっているのが17本もあり高確率だった。


2024年1月13日

795本中64本がセンサー障害判定で、内60本に実障害があった。メリクロン苗の1期目の苗でした。サイズは小さく、外観からは尻先の腐りが多く、表面は綺麗なわさびがほとんどでした。
内部障害は少なかったが、その中ではメリクロンでよくある維管束付近の茶色障害が多く、また、皮層から髄内に浸潤する黒色障害も珍しく多かった。

外観が綺麗だが、光センサーで悪く判定されたので、髄芯に大きな黒色障害があると思い、縦に切ってみたところ、髄芯は綺麗。光センサーの信頼度が〜〜と焦ったが、輪切りで確認したら、皮層、維管束付近に黒色障害が広く点在していた。

わさびエイリアン👽発見!


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