光センサー内部障害判定機
光センサー測定結果報告(2025年)
より解りやすく、ブログの様に報告させていただきます。
2025年09月13日
前回3期目分根苗の続きと2箇所の2期目分根苗の沢を収穫。
全体で、998本中340本がセンサー障害判定、内316本に実障害があった。3分の1は障害があり、維管束周りの墨や茶色病変と髄芯に大きな茶色病変がとても多かった。栄養吸収不足によって、徐々に内部に蓄積された養分を成長に使って、腐っていってしまうのかもしれない。
廃棄は12.2Kgでかなり多かった。
2025年08月22日
2箇所の沢を収穫。
3期目分根苗の沢は、471本中142本がセンサー障害判定、内136本に実障害があった。頭トビ病や軟腐病が多い沢で、表面の墨病変、大きなイボの尻側で春先成長部分の内部がゼリー状の障害になっている物が多かった。
2期目分根苗の沢は、555本中68本がセンサー障害判定、内63本に実障害があった。時間が経った大きな薄茶色病変がほとんどだったが、障害率は低く綺麗なわさびだった。
廃棄は全体で7.2Kgもあった。
2025年08月09日
2箇所の沢を収穫。
3期目と4期目の分根苗の沢は、474本中219本がセンサー障害判定、内208本に実障害があった。置き過ぎだったせいか、大きな墨、腐り、空洞、スポンジ状の内部障害が多く、障害率が高かった。
メリクロンの1期目の沢は、514本55本がセンサー障害判定、内50本に実障害があった。昨年の春成長の部分に空洞の鬆が入り、その上が細くなっている物や大きな茶色病変の物が意外と多かった。
全体での廃棄は5.3Kgでした。
2025年07月25日
前回の残りの分根苗違いの2箇所の沢と、メリクロン苗の1期目の沢を収穫。
分根の沢は、298本中117本がセンサー障害判定、内109本に実障害があった。前回と同じパターンの障害で、障害率も高かった。
メリクロン苗の方は、645本22本がセンサー障害判定、内20本に実障害があった。収穫時に外観から解る腐りが多かったが、光センサーでの内部障害はとても少なかった。茎下の部分の茶色病変と不規則に拡がる砂状病変がほとんどだった。
全体での廃棄は4.4Kgで、ほとんどが前回残りの方でした。
2025年07月12日
苗の違う2箇所の沢を収穫。3期目以上の分根苗の沢は316本中175本がセンサー障害判定、内160本に実障害があった。内部が大きな空洞、腐りの時間を経過した障害、維管束の墨病変が多く半分は障害ありでした。
一方、2次苗2期目の苗の沢は、507本中15本がセンサー障害判定、内13本に実障害があった。内部障害がとても少なかったが、表面がクレーターの様に変形しているわさびが多数あり、光センサーでは正常。でも心配なのでカットしてみると内部は綺麗。外観評価の難解を改めて感じた。
廃棄は全部で5Kgでした。
2025年07月04日
652本中385本がセンサー障害判定、内370本に実障害があった。3期目と4期目の分根苗の沢で、昨年夏から秋にかけて成長した部分の表面に大きな墨が入っている物が多かった。
また、内部障害も多くて約6割は維管束の墨と茶変色、髄芯の大きな茶色腐りでした。廃棄は9.6Kgもありました。
2025年06月21日
今回も両方とも続きの2箇所の沢を収穫。
寄せ集め分根苗の沢で、226本中93本がセンサー障害判定、内83本に実障害があった。前回と同じパターンの内部障害が多かった。臭いが酷いバクテリアによる腐りは少なかった。
ウルトラ2期目の沢は591本16本がセンサー障害判定、内14本に実障害があった。尻部に穴が空いてのが多かった。
全体での廃棄は、3.0Kgで、ほとんどが、寄せ集め分根の方でした。
今回も良い大きなわさびが収穫できた。
2025年06月06日
今回も両方とも続きの2箇所の沢を収穫。
寄せ集め分根苗の沢で、253本中112本がセンサー障害判定、内106本に実障害があった。前回と同じパターンと去年の5月くらいの時期の内部障害が多かった。
ウルトラ2期目の沢は594本22本がセンサー障害判定、内18本に実障害があった。
外観からは腐ってはいないが、尻部に穴が空いたのが多かった。
全体での廃棄は、2.7Kgで、ほとんどが、寄せ集め分根の方でした。良い大きなわさびが収穫できた。
2025年05月24日
2箇所の沢を収穫。
前回の続きの分根苗の沢は500本中214本がセンサー障害判定、内205本に実障害があった。前回と同じパターンの内部障害だった。廃棄は8.6Kgもあった。
もう1箇所はウルトラ2期目の沢で577本34本がセンサー障害判定、内25本に実障害があった。
外観からは尻部に穴が開いてのが多く、成長ムラも多かった。
廃棄は0.6Kgで、久々に良い大きなわさびが収穫できた。
2025年05月10日
851本中333本がセンサー障害判定、内318本に実障害があった。分根苗の沢で、収穫時の外観腐りは少なかったが、内部障害がとても多かった。昨年夏の成長部分の維管束の小さな墨障害と茶色障害が多く、その上の春先き成長部分の随部が茶色になっている物が多かった。廃棄は9.4Kgもありました。
2025年04月26日
998本中466本がセンサー障害判定で、内452本に実障害があった。ウルトラ苗の1期目と分根苗の沢でした。ウルトラ苗の方は小さ目で、落葉の影響でか、腐りと外観の墨障害が多かった。すぐ下段沢の分根の方も同様で、さらに内部障害が前回と同じ様に多く、夏の暑さが影響していると思う。廃棄は9.6キロで今回も多かった。
2025年04月12日
970本中285本がセンサー障害判定で、内275本に実障害があった。前回の続きのウルトラ苗の1期目と分根苗の沢でした。ウルトラ苗の方は綺麗でした。分根の方は大苗を植え付けした沢で、サイズは大きく外観も良かった。しかし、内部障害がとても多く、ほぼ8割もでした。夏の時期に成長した部分に墨や空洞が集中していました。また維管束周辺の茶色、黒色病変も多かった。廃棄は10キロにもなってしまいました。
2025年03月28日
493本中43本がセンサー障害判定で、内38本に実障害があった。2割が前回の続きで、外観から解る腐り、キズが多かった。そして8割がウルトラ苗の1期目で腐りがかなり少なく綺麗だった。久しぶりに大きなわさびで外観と内部が良いわさびでした。廃棄は0.5キロでかなり少なかった。
2025年03月22日
819本中125本がセンサー障害判定で、内122本に実障害があった。ウルトラ苗の2期目と大きめな分根苗の沢でした。内部障害は、ウルトラ2期目の方は維管束に墨が入っている物とても多かった。分根の方は、表面の墨が深くまで入り込んでいるものが多かった。
廃棄は3.5キロだった。
2025年03月08日
688本中165本がセンサー障害判定、内153本に実障害があった。分根苗の沢で、サイズは小さめで、収穫時の腐りが多かったが、思ったよりも内部障害が少なかった。維管束の小さな墨障害と髄の大きな茶色障害が目立った。廃棄は3.8Kgでした。
2025年02月24日
718本中145本がセンサー障害判定で、内135本に実障害があった。苗の尻を切って植えたわさびは、尻に穴が空いていたり、維管束が墨になっている確率が高いと感じた。内部障害は空洞になっているのが比較的多かった。廃棄は2.7キロもあった。
2025年02月08日
546本中75本がセンサー障害判定で、内69本に実障害があった。ウルトラ苗の1期目の沢で、少し栽培期間が短かったので、子わさびが少なかった。内部障害は少なく、その中では維管束の墨入りが1番多かった。廃棄は1.6キロで少なかった。
2025年01月25日
836本中50本がセンサー障害判定で、内47本に実障害があった。メリクロン苗とウルトラ苗の1期目の沢で、収穫時にメリクロン苗の腐りが多くて驚いた。内部障害は少なかったが、その中では維管束の墨が多かった。廃棄は1.0キロだった。
2025年01月12日
785本中438本がセンサー障害判定、内414本に実障害があった。日除けネットがなく、水回りもよくない沢。収穫時に3割くらい腐っていた。維管束の周りに墨や茶色の病変がとても多くあり、5割は障害判定になってしまった。廃棄は13Kgもあり、残念な週でした。